「おぐに牧場」は、飼育から販売まで一貫して行っている専門農場です。
「牛に受け入れられる事」、「自然に受け入れられる事」をポリシーとし、牛にストレスがかかる育て方をすることなく、本来の黒毛和牛のあるべき姿を目指し飼育しております。
 業界や世の中が効率化へと進んで行く中、人の都合に牛が左右されるのではなく、牛の目線で人が動く、牛のペースを大切にしています。
 元々、野生動物なので病気や寒さなどと闘う本能や免疫力を持っているが、人間が商品として愛情も言葉も掛けず肥育する、化学肥料を多く使い生産された農産物を与え、大きく肥らせることにだけ集中してしまうと、表情や活力の無い、そして枝肉はたくさん取れるが味のない牛に育ってしまうと考えます。



 おぐに牧場では、自然に近い状態を大切にし、本能や本来の生命力を引き出し、牛が何を望んでいるかサインを見逃さないように観察しています。小規模肥育のメリットです。 
 自然に近い状態は、特に生後10カ月の幼少期がポイントで放牧したり自由に餌が食べれる環境を与え、多少の病気の症状であれば、私達は手を掛けず、牛自身が栄養をとりよくなろうとする自然の力に任せます。
 つまり!効果的に栄養分を取り込もうとする、他で肥育された黒毛和牛とはまったく違う、野生的な自立した内臓がこの時期に出来上がり、これが、おぐに牧場の『土台』になっています。そして、20カ月〜30カ月の成熟期に与える、天然オリジナル配合飼料を美味しさの『土台』にストレートに自分自身の肉の旨み、美味しさへと吸収変化させると考えています。
 又、ストレスを与えないで肥育することにも注意しています。牛と私達に信頼関係がないといつも警戒して緊張していては、自然に近い状態から離れてしまい、人に飼われている牛になってしまいます。まずは人間から表情や愛情を示し牛に認めてもらえるように関わり大切に仲間や家族と生活している関係を保っています。
 設備でも少ない頭数で広くゆとりのある空間で肥育します。ここでも効率的な部分を無視すことで表情が穏やかになり食欲も出るでしょう。狭い空間で繋いだり隔離することは、経営や経費面ではプラスでほとんどの大規模牧場では常識になっていますが、おぐに牧場では『牛』の心を第一に考えています。又、表情から判断して食べすぎたり胃の調子が悪い場合、草を増やして、あっさりした食事にしたり、腹が減っている時はガツンと食べてもらいます。
 自然では、牛が自ら調整をしますが、どんどん食べろ太れが仕事ではなく、牛の意思やニーズを読み取りストレスの無い食生活も、美味しい肉に影響していると思います。


 なぜ餌や飼育法ににそこまでこだわるかのかとよく聞かれます。
それは、日本人が食べるお肉なのだから日本人の口に合うようにと色々試行錯誤を重ねた結果、外国産の配合飼料を使うより、出来るだけ米や麦など太古より日本で育てられてきた穀物等を中心とした飼料を使った方が、より日本人の口に合う美味しい牛肉が作れると考えているからです。
確かに、合理的な配合飼料を使ったり、一般的な飼育法で肥らせた方がコストは安く上がります。
 ただ、「自分の手で家族のように丹精込めて育てた、牛たちがお客様の食卓に上がるその時まで全てにおいて自ら責任を持ってお届けしたい。」
 「おぐに牧場」はそんな想いからスタートした農場です。
 まだ頭数も少なく、流通も一部の飲食店のみと小さな農場ですが、他にはない安全で高品質な美味しい牛肉を皆様にお届けしたいと思い、このサイトをスタートさせていただきました。


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